写真家・若木信吾の写真展を《THE BOOK END》(神戸)で開催します。
旅先で偶然出会う、いつの時代に誰がどこで撮ったのかさえわからない写真。アノニマス・フォトと言われるそれらの写真には、写されている対象だけでなく、撮影者の被写体への想いや背景が、時間の経過とともに褪色や紙の劣化といった物自体に現れ、純粋な写真表現とはまた別の写真の深さを感じ取ることができます。
昨年博多で発表し好評を博した本展では、1998年〜2018年の約20年の間に、若木信吾がライカの35mmフィルムで撮影した膨大なテストプリントの束の中から一部を厳選。長らく倉庫で保管していた1000枚以上に及ぶ束を若木自身が探し集め、キュレーターに預けてセレクトさせた写真を展示します。データで保管(記憶)する現代に、写真という物体としての過去がどのような意味を持つのか。本展にどうぞご期待ください。
『この束はすべて自分が撮った写真だけど、自分の記憶ではないような写真を見たいと思った。』 - 若木信吾
トークショー開催のお知らせ(ライブ配信)
若木信吾と本展キュレーターの藤木洋介が本作について紐解いていきます。
⽇時: 10⽉15⽇(金)19:00ー20:00 / 配信URL:
参加費:
出演: 若木信吾(写真家・映画監督)、藤木洋介(キュレーター)
若木信吾(Shingo Wakagi)
写真家・映画監督。1971年、静岡県浜松市生まれ。ニューヨークロチャスター工科大学写真学科卒業。雑誌、広告、音楽媒体など幅広い分野で活動中。浜松市の書店「BOOKS AND PRINTS」のオーナーでもある。主な写真集に「takuji」「英ちゃん弘ちゃん」「TIME AND PORTRAITS」、著書に「希望をくれる人に僕は会いたい」、映画の撮影、監督作品に「星影のワルツ」「トーテム〜song for home〜」「白河夜船」(原作:吉本ばなな)などがある。
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